プレミア切手の買取価格は高額？買取相場を一覧で紹介！

今回はプレミア切手の買取価格と相場についての記事を書いていきます。

皆さんは切手の中に「プレミア切手」と呼ばれるものがあることをご存知ですか？プレミア切手はその名の通り、プレミア価値のついた切手のことを指しており、切手買取の際の買取価格が普通切手よりも高額になる傾向があります。

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プレミア切手とは？
どんなものがある？プレミア切手の種類
業者選びに注意！
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プレミア切手の買取まとめ

プレミア切手とは？

プレミア切手とは、切手買取において切手の額面以上の買取価格がつくものを指します。額面より1円でも高かったらプレミア切手とされますので、お宝級の価値があるものだけがプレミア切手といわれる訳ではありません。一枚で数万円の価値があるものは少ないと考えてよいでしょう。プレミア切手は切手コレクターからの注目も高く、買取の際の買取相場も高いことからとても価値がある切手といえます。

プレミア切手の数は膨大で、中国切手や記念切手などその種類は様々で、すべての価値を把握するのは難しいです。今回は、プレミア切手の中でも特に価値の高いものや有名なものに焦点を当ててご紹介します。

どんなものがある？プレミア切手の種類

プレミア切手と呼ばれるもので有名なものは以下の通りです。

見返り美人

見返り美人は1948年に発行された切手です。浮世絵師の巨匠である菱川師宣の見返り美人図が描かれています。切手趣味週間シリーズの第２弾として発行された見返り美人切手は発売当初から大変な人気がありました。

描かれている絵の芸術性の高さやサイズが珍しいサイズだったこと、発行枚数が少なかったことから希少性が高い切手となっています。

買取価格に関しては、一枚で3,000円ほどの価値があるとされています。シート状になりますと、15,000円まで価値が上がります。状態によって変化もしますが、切手買取においては、高値であるといえます。

月に雁

月に雁は1949年に発行された切手です。見返り美人切手の翌年に、切手趣味週間を記念して発行されました。歌川広重の月に雁の図柄があしらわれています。見返り美人切手が人気を博したことからその第2弾として発売された切手です。月に雁の絵の持つ意味として、こんな美しい夜がまた訪れるだろうかという自然の美しさをたたえる意味があります。

状態が良いもので一枚5,000～10,000円で取引されます。5枚1シートのものですと、20,000～30,000円の価値が付きます。

赤猿

1980年に発行された切手です。中国で初めて発行された年賀切手であり、その年の干支である猿が描かれています。初めての年賀切手ということで、発売当初から人気のある切手でした。発行枚数が少ないことから希少価値を高く、買取相場も高いのが特徴です。

また、描かれている猿は毛並みまで細やかに描かれ、その美しさも特徴です。買取価格ですが、一枚で10,000～15,000円の値が付くとされています。極上品と呼ばれるものの中には1億円以上の価値が付いたこともるとされています。ノルマで買わされていた郵便局員が大金持ちになったというもありますので、プレミア切手の中でも特に価値が高い切手であるといえます。

毛主席シリーズ

中国切手には、毛沢東をたたえて作った切手があります。このシリーズの中でも「毛主席の最新指示」は特に高値が付きます。バラでの買取価格はおおよそ50,000円程です。

5枚つづりのものでしたら、30万円以上の価値があるとされています。毛沢東切手が発行された当時は切手を含む文化的な娯楽品の収集は禁止されており、切手収集も禁止されていたため、現存してるものが少ないため希少性が高いのです。そのため、日本に流入してくる中国切手はコレクターを中心に高値で取引がされています。

全国の山河は赤一色

1968年に発行され、発売から半日で回収された切手です。中国全土の地図が描かれ赤一色に塗られています。しかし、台湾は赤色に塗られておらず、すぐに回収されたことから市場にほとんど出回っておりません。そのために希少価値が大変高く、40,000,000円で買い取られたこともあります。まさに「お宝級」の切手であるといえます。