切手の買取相場_種類別に紹介
「切手の買取相場が知りたい」
「高く売れる切手の種類が知りたい」

こういった悩みがある方に向け、切手の種類別に買取相場を紹介します。

あなたの切手が高く売れるか、そしてどこなら高値で切手を売ることが出来るかこの記事でわかります。

額面以上に少しでも高く売るためのコツも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

切手買取の相場一覧

切手の価値は、「普通切手」と「プレミア切手」で大きく異なります。

プレミア切手は希少のため額面以上の価値がつきますが、普通切手は額面の6~8割程度になります。

切手種類別に買取相場を紹介します。

普通切手の買取相場

普通切手の買取相場は最高で額面の8割程度です。

「シートかバラ」の状態によって相場が変わってくるので、シートの状態であれば絶対に切り離さないようにしましょう。

普通切手買取価格
62円、82円のシート額面の60-80% 程度
50円以上のシート額面の60-80% 程度
50円未満のシート額面の60-80% 程度
10円以下のシート額面の60-80% 程度
バラ切手額面の50-70%

※シート切手とは…切手が1枚のシート状になっている状態のこと。
※バラ切手…1枚ずつに切手が分かれている状態のこと。

プレミア切手の買取相場一覧

プレミア切手は額面以上の価値がつき、高額取引が期待できる切手です。

発行枚数の少ない記念切手や、エラー切手などがプレミア切手の代表です。国内だけでなく海外の切手もコレクターの中では高値で取引されるため、買取相場は高くなっています。

見返り美人シート状 : 15,000円

バラ1枚 : 3,000円

月に雁シート状 : 20,000円 〜 30,000円

バラ1枚 : 5,000円 〜 10,000円

赤猿バラ1枚 : 10,000円  〜 15,000円
毛首席シリーズシート状 : 300,000円以上

バラ1枚 : 50,000円前後

全国の山河は赤一色バラ1枚 : 1,000,000円 〜 40,000,000円
ビードロを吹く娘シート状 : 1,500円 〜 2,000円

バラ1枚 : 200円前後

切手趣味週間記念2,000円 〜 7,000円

高値が期待できるプレミア切手の種類一覧

プレミア切手の中でも特に買取相場の高い種類を一覧でご紹介します。

プレミア切手は高額で取引されますが、種類によって買取相場は大きく異なります。プレミア切手は「記念切手」や「中国切手、「竜切手」など、発行された目的や場所によって種類分けされおり、それぞれの中で人気の切手が存在します。

【記念切手】高額買取が期待できる切手

記念切手とはその名の通り国家的な行事を記念して発行された切手です。1894年に発行された明治天皇銀婚記念に始まり、1905年発行の日韓通信業務合同記念などが有名です。

基本的に記念切手は1955年以降のものは価値がつきにくい傾向があります。逆に戦前の切手であれば高値で買取できる可能性があります。

名称買取額
明治天皇銀婚記念切手(1894年)4,000~7,000円
日露戦争勝利記念 北白川官能久(1896年)2銭 : 2,000~3,000円

5銭 : 5,000円~7,000円

日露戦争凱旋観兵式記念切手(1906年)1.5銭 : 2,000円~4,000円

3銭 : 5,000円~8,000円

飛行郵便試験記念切手(1919年)1.5銭 : 3~5万円

3銭 : 2~3万円

全国緑化運動記念切手(1948年)1シート : 500~1,000円
国土緑化運動記念切手(1949年)500~1,000円
立太子礼記念切手(1952年)5円 : 60~100円

10円 : 100~120円

24円 : 500~1,000円

国体切手(第2回大会~第5回大会)1銭5厘 : 1,000円

3銭 : 1,000~2,000円

【特殊切手】高額買取が期待できる切手

特殊切手はキャンペーンや文化財の紹介などを目的として発行される切手のことです。

切手趣味週間シリーズや、国宝シリーズ、文化人シリーズなどが特に有名でプレミア価値がつきやすくなっています。

切手趣味週間記念「見返り美人」バラ : 3,000円

シート : 15,000円

切手趣味週間記念「月に雁」5,000~7,000円
切手趣味週間記念「ビードロを吹く娘」バラ : 200円

シート : 1,500~2,000円

国宝シリーズ(1967年~)バラ : 40~100円(種類による)

シート : 1,000~3,000円(種類による)

文化人シリーズ「野口英世」500円~2,000円

【年賀切手】高額買取が期待できる切手

年賀切手は年賀状など、グリーティングのための特殊切手の一つです。

プレミア価値がつく年賀切手はいずれも1955年以前に発行されたものになります。

年賀切手「富士山」(昭和11年)バラ : 500円~5,000円

シート : 100,000~200,000円

年賀切手 二見ガ浦(昭和12年)バラ

シート : 1,000円~2,000円

年賀切手「しめ縄」(昭和13年)バラ : 1,000円~5,000円
年賀切手「はねつき」(昭和24年)
年賀切手「こけし」(昭和31年)バラ : 100~500円

シート : 5,000~10,000円

【中国切手】高額買取が期待できる切手

中国切手は、1949年以降に中国で発行された切手の相性です。

中国切手の代名詞とも言える「赤猿」や、1966~1976年の文化大革命時に発行された「文革切手」、毛沢東首席を祝う「毛主席シリーズ」などが特に有名でプレミア価値がつきやすいです。

そして、半日しか発行されなかった「全国の山河は赤一色」という切手は最も希少価値が高く、数千万円で買取がされたこともあります。

赤猿バラ : 100,000円~150,000円

シート : 2,000,000~10,000,000円

童話ボチャン切手切手張 : 30,000~80,000円
毛主席の長寿を祝う語録2,000円~10,000円(8種類揃っている場合)
毛主席の長寿をたたえる2,000円~8,000円
毛主席像1,000円~8,000円
全国の山河は赤一色1,000,000円~2,000,000円

【航空切手】高額買取が期待できる切手

航空切手とは、航空郵便に使用する目的で発行された切手の総称です。第二次世界大戦中を除く、1919年~1961年までの間に航空便専用として発行されていました。発行された期間が短く、コレクターの間で人気が高いためプレミア価値がついています。

 

芦ノ湖航空切手40円~1,400円(バラの場合)
きじ航空100円~1,500円(バラの場合)
銭単位五重塔航空100円~750円
円単位立山航空100円~5,000円(バラの場合)
コイル五重塔100円~1,000円

切手を高額で査定してもらうには?

切手を売るなら相場よりも少しでも高く売りたいですよね。

いくつかポイントを抑えておくだけで、査定の際に査定額が上がる可能性があります。

 

高額で査定をしてもらうポイント

①シートで買取に出す

②バラ切手は仕分けをしておく

③汚れなどを落としておく

④切手買取専門店に買取を依頼する

シートで買取に出す

切手はシート状の物が最も価値が高くなります。

シート状は未使用品としての扱いになるため、コレクターの間でも人気が高く、高額で買取をしてもらうことができます。

一枚でも切手をバラしてしまうと価値が大きく下がってしまうため、シート状の切手は絶対にバラバラにしないようにしましょう。

バラ切手は仕分けをしておく

バラバラの切手は査定をする前に仕分けをしておきましょう。
買取業者によってはバラ切手の査定を断られることもありますが、事前に仕分けをしておくと査定をしてもらえることが多いです。

・額面や種類で分ける
・台紙貼りにしておく
・クリアファイルやジップロックで保存をしておく

などををしておくことで、査定をしてもらいやすくなります。
事前に買取業者に連絡をし、バラ切手の仕分けの方法を確認しておくことをおすすめします。

汚れなどを落としておく

切手の汚れは査定額に大きく響きます。落とせる汚れであれば傷つかない程度に汚れを落とし、ゴミなども拭き取っておきましょう。

こうした小さな汚れなども買取額に影響するので要チェックです。

切手買取専門店に買取を依頼する

ここが最も重要なポイントです。

切手買取を出す際は、専門的な知識を持つ買取業者に依頼することが高額査定につながります。

金券ショップやリサイクルショップでは、査定員が切手の価値が分からず、過小評価で査定をされるケースも多いです。切手買取の専門知識があり、高額査定の実績がある買取業者に依頼するようにしましょう、

切手を一番高く売るならバイセルがおすすめ!

切手買取バイセル
切手を売るなら上場企業であり、買取専門店のバイセルがおすすめです。

バイセルでは月間で2万件以上の申し込みがあり、さまざまな切手の買取実績が豊富にあります。

バイセルの特徴
  • 出張買取、宅配買取に対応しているので自宅で査定可能
  • 販路が多く、高価買取が期待できる
  • 出張料、査定料、キャンセル料が無料

まとめ

切手の買取額を種類別に紹介しました。

切手の需要は年々減少しており、価値も徐々に下がりつつあります。

プレミア切手をお持ちの方はなるべく早く査定をすることをおすすめします。