香港切手買取

今回は香港切手の買取価格と相場について説明していきます。

切手には様々な種類がありますが、香港切手という切手をご存知でしょうか?香港切手は海外切手の中の一種で、熱心な海外切手コレクターから注目を集めています。

今回は、そんな香港切手の歴史や買取における注意点についてお伝えします。

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香港の歴史と切手

香港切手とは、香港が他国の占領下にあった1862年から1997年までに発行された切手のことを指します。1842年に香港は南京条約によってイギリスに割譲され、イギリスの植民地となりました。最初の香港切手は、イギリスの占領下にあった1862年12月8日に当時の香港総督H.ロビンソンの提案で行われた一番切手です。

日本初の切手が発行された1894年に先駆けて、香港切手は東アジアで初めて発行された郵便切手となりました。この最初の香港切手(一番切手)にはヴィクトリア女王の横顔が描かれており、2、8、12、18、24、48、96セントの7種類の額面で発行されました。イギリスでは12進法が採用されていたため、12の倍数が多くなっているのですね。

この切手は香港のみならずバンコク、マニラ、台湾、中国の開港地、日本などのイギリス在外局でも使用されました。その後、第二次世界大戦時中の1942年1月から1945年4月までは日本の占領のもと、日本の郵便局が日本切手を発行しました。これは南方占領地切手と呼ばれます。

また、大戦終了後には再びイギリス局が開局する運びとなりました。イギリス局のもとでの香港切手にはイギリスの象徴的なものがはっきりと描かれています。なお、香港が返還され現在使用されている切手は、中国で発行されている切手ですので香港切手には含まれないとされます。

香港切手の種類

イギリス占領時代に発行された切手をいくつかご紹介します。

香港植民地50年記念切手

1891年に、香港の植民地化50年を記念して発行された切手です。
デザインは一番切手と似ており、ヴィクトリア女王の横顔の図柄が採用されています。

ジョージ5世在位25周年記念切手

1935年に発行された切手です。「HONG KONG」の文字は印刷されていますが、香港で発行されたにも関わらず香港とは何ら関係のないデザインとなっています。
第一次世界大戦を戦い、ウィンザー朝の初代国王であるジョージ5世の顔と城の図柄が描かれています。

香港植民地100年記念切手

イギリスよる統治100年を記念して1941年に発行されました。

2、4、5、15、25セント、1ドルの5種類があります。

切手のデザインにはジョージ5世と香港の市街地の図柄が採用されています。

日本統治時の切手

第二次世界大戦時に日本により占領された時代には、日本切手が使用されていました。1945年に日本切手に「香港総督部」と加えられた切手が発行されています。

エリザベス女王銀婚式記念切手

1972年に、エリザベス女王の結婚25周年を記念して発行されました。

この時にはイギリス本土やその他の植民地でも記念切手が発行されています。切手の中央にエリザベス女王夫妻の図柄が描かれたデザインでした。

ブルース・リー切手

中国への返還直前の1995年に発行されました。有名な香港の俳優「ブルース・リー」のモチーフの切手です。

香港切手の買取相場は

スタンプブック

香港切手の買取相場はそれほど高くならないのが現状です。日本国内ではあまり需要がなく、国内の通常切手と同程度の買取価格になります。

ただし、限定的な発行期間、発行場所であった香港切手は人気こそ低いものの貴重な切手であるといえます。価値を正確に査定してほしいのであれば、似て切手買取の査定に明るいお店にて査定してもらうほうがよいでしょう。

その他の外国切手について

香港切手以外にも人気の外国切手があるのをご存知でしょうか。有名なプレミア切手を2つご紹介します。

ペニー・ブラック

ペニーブラックは1840年にイギリスで発行されました。

世界で初めて発行された切手の一つとして数えられています。ペニーブラックの価値は数10万を超えるといわれ、まさにプレミア切手です。

ペニーとはお金の単位ですが、ほかにも「ペニー・レッド」や「ペニー・ブルー」といった赤や青で印刷された切手も存在します。

ブルーモーリシャス

高額な外国切手として比較的有名なブルーモーリシャスは1847年にモーリシャス島で発行されました。

1ペンス切手が14枚、2ペンス切手が12枚の計26枚しか現存していないといわれています。

その価値は1憶円以上にのぼりますが、すでに最後のブルーモーリシャスが発見されてから60年以上がたっており、幻の切手と呼ばれます。

切手買取における注意点

切手買取において買取価格は保管状態に左右されます。香港切手などの古い時代の切手は、紙の質がデリケートで保管が非常に難しいです。香港切手をお持ちの場合は、直射日光を避けて保管し、状態が悪くならないようにしましょう。

また、切手を取り扱う際には先の丸くなったピンセットを使用するようにしましょう。専用のピンセットは切手専門店で購入可能です。

買取をしてもらう業者にも注意が必要です。香港切手をはじめとして外国切手の場合は、金券ショップやチケットショップでの買取はオススメ出来ません。金券ショップなどは買い取った切手を再び使用する目的で販売するため、普通切手の買取に向いています。そのため、現在使用はされていない香港切手は使用目的の需要がなく、買取を断られてしまう場合もあります。買い取ってもらえたとしても高値での買取は期待できません。

香港切手などの外国切手の買取でオススメしたいのは、切手買取専門業者です。コレクター目的の記念切手や外国切手の買取も行ってくれます。切手の専門知識を持った査定員に査定してもらえますので切手の状態や相場を考慮した適切な価格で買取してもらえます。

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香港切手買取:まとめ

今回は香港切手の買取価格と相場についてご紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?

歴史を感じられるものが多く、現在は発行されていない切手ですので貴重な切手です。香港切手をお持ちの場合は、一度査定に出してみてはいかがでしょうか。