![外国切手の買取相場_サムネ](https://keitai-shop.jp/wp-content/uploads/2020/12/外国切手の買取相場_サムネ.gif)
切手は日本だけではなく、これまで世界中で発行され使われてきました。
切手収集がブームだった時代は日本のコレクターはこぞって外国切手を集めていたといいます。
日本では切手収集の人気が下火となり切手の買取価格が下がりつつありますが、未だに価値を上げ続けている海外切手も存在します。
今回は日本から飛び出し、世界の切手の種類や買取相場の一覧を見ていきましょう。
目次
海外切手を高く売るには?
海外切手には日本と同様にプレ値がつき高額で取引がされるものとそうで無いものがあります。海外切手も高額で取引がされるものはごく一部です。また、国によっても切手の価値が大きく異なります。特に価値のある切手は、アメリカ切手・中国切手・イギリス切手の一部です。
海外の切手を日本国内で使用することができないため、プレミア価値がつかない外国切手は買取ができないケースが多いです。そのため、日本国内以外に切手の販路をもっている業者に依頼するのが良いでしょう。
後述もしますが、外国切手を売る場合、「どこで買取をしてもらうか」が特に重要になってきます。
アメリカの切手の種類と買取相場
アメリカの切手の歴史は日本よりも長く様々な切手があるものの、実はそこまで価値の高い切手は存在しません。
アメリカ国内では切手収集が流行らなかったことから、投資の対象としても扱われなかったことが理由として考えられます。
古い切手やエラー切手はプレ値で取引がされますが、それ以外の普通切手は買取が難しいことが多いです。アメリカ切手で高値で取引が期待できる切手をいくつか紹介したいと思います。
普通切手 1847年シリーズ
1847年にアメリカで最初に発行された普通切手です。当初は5セントと10セントの額面で発行がされました。
希少性が高く、買取相場は使用済みのものでも3万円~程度です。未使用の1847年切手であれば数10万円ほどで取引がされます。
カーチス・ジェニー切手 1918年
アメリカで最初の航空切手であるカーチス・ジェニーが印刷された切手。
買取相場は一枚5,000円程度。プレミアム切手の一枚となっています。
ちなみに飛行機が逆さまで印刷された「逆さまジェニー」は世界で4枚しか確認されていなく、現在3億8000万円で取引がされています。
もはや理解出来るレベルではありませんね……。
中国の切手の種類と買取相場
外国切手の中でも特に高価買取の可能性が高いのが中国の切手です。中国の切手は投資対象として注目を集めており、中国の経済成長の恩恵を受け年々価値が上がっていました。
特に1949年から1984年に印刷された切手の価値は特に高く、額面の数千倍で取引される切手もあります。
代表的な中国切手は以下のものです。
赤猿 1980年
中国切手の代名詞とも言える赤猿切手。中国初の年賀切手として、1980年に印刷されました。当時の中国では切手収集が禁止されていたことから未使用のまま残っていることが珍しく、また赤猿切手は印刷枚数が少なかったことから、中国切手の中でも特に価値が高くなりました。
赤猿切手は単品でも10万円前後で取引がされていて、ネットオークションの買取相場も美品で6~8万円程度と非常に高いです。
赤猿切手についてはこちらの記事でも詳しく紹介をしています。
金魚シリーズ 1960年
1960年に発行された金魚が描かれた切手。合計で12種類の切手が印刷され、現在はプレミアム切手として「金魚シリーズ」と呼ばれています。
12種類すべてが揃った状態であれば3~5万円程度で取引がされています。単体の状態では価値が少し下がりますが、それでも数千円で取引がされる切手です。
毛沢東シリーズ 1967年
文化革命時に発行された毛沢東が描かれた切手のシリーズ。毛沢東は中国では賛否両論ある人物ですが、良くも悪くも中国の歴史に大きな影響を与えた人物で歴史を語るうえでは欠かすことのできない人物です。
そのような背景もあり毛沢東に関する切手は数多く発行されています。切手収集が禁じられていた時代とも重なる時代がありますので現存しているものが少ない切手は非常に高値で取引されます。
合計で11種あり、特に人気が高い「毛主席の長寿を祝う」の買取相場は美品で10~20万円程度と言われています。
オオパンダ切手
文化革命の時代に発行された切手です。第1次と第2次の2期に渡り発行されています。第1次パンダ切手は1963年に3種類、第2次パンダ切手は1973年に6種類発行されました。パンダの愛らしさも相まって非常に人気を博した切手となっています。
買取額は第1次が2~3万円、第2次が5,000~10,000円程度です。
イギリスの種類と買取相場
切手の歴史の原点がイギリスです。1840年に世界で初めて切手が郵便料金の支払手段として使われた国がイギリスでした。
歴史が長く様々な切手が誕生したものの、アメリカと同様に切手は投資的な対象としてはそこまで人気がなかったようです。現在は一部のプレミアム切手を除き、高値で取引される切手は少ないように見受けられます。
高値で取引される代表的なイギリス切手を紹介します。
ペニー・ブラック 1840年
外国切手を語る上で外せないのがこのペニー・ブラックです。イギリスで初めて印刷された、つまり世界で初めて印刷された切手になります。
1991年のスイスで行われたオークションでは、ペニー・ブラックが貼られた郵便物に3億4000万円の値段が付きました。このことからも特に価値の高い切手として認識されています。
切手単体の買取額としては、未使用のもので10万円前後が相場です。使用済みであっても2~3万円前後で取引がされます。
ペンス・ブルー 1840年
ペニー・ブラックの翌日に発行されたのがペンスブルーです。世界で二番目に発行された切手になります。
ペニー・ブラックよりも発行枚数が少ないことから希少性が高く、ペニー・ブラック以上の価格で取引されます。買取相場は状態にもよりますが、単品で10~20万円ほどと言われています。
ペニー・レッド 1841年
1841年にペニー・ブラックの仕様変更として印刷されたのがペニーレッドです。
世界で3番目に印刷された切手になります。希少性に関してはペニー・ブラックには劣りますが、それでも単品で5,000~10,000円ほどで取引されると言われています。
外国切手はどこで売るのがオススメ?
外国切手を売る際は、ネットの買取店をオススメします。海外の切手の場合、当たり前ですが送料としても利用することは出来ませんし、郵便局で交換することも出来ません。基本的に使用用途はコレクションのみになります。
そのため、基本的にプレ値がつく外国切手以外は買取をしてもらえないことが殆どです。
しかしネットの買取店の場合、日本で買取った外国切手を海外へ売る手段があります。そのため、地域の買取店では買い取れない外国切手にも値段がつく可能性が高いのです。
日本の切手よりも額としては少し下がるかもしれませんが、ネットの買取店であれば状態が良いもので額面の50%~60%程度で取引がされます。
オークションに出品してみる方法もありますが、オークションは買取相場が不安定な分査定額や相場よりも高く取引がされることもあるため、買取専門店の査定額と比較して決めてみるのが良いでしょう。
切手買取において注意すべき点
切手買取において注意すべき点は業者選びです。満足のいく買取になるか否かは業者選びにかかっているといっても過言ではありません。押さえたいポイントとして以下のことが挙げられます。
買取実績が豊富
買取実績が豊富であることは信頼できるか否かの目安になります。満足のいく買取価格を提示してくれるので結果として実績が豊富であるということができます。
口コミ・評判
顧客満足度の高さは買取価格に納得がいくか否に加え、査定員の対応の良さの表れでもあります。買取価格を重視しがちですが査定員の対応が良いか悪いかも納得のいく買取にするために、ネットの口コミや評判は無視できないポイントです。
以上2点を抑えてお手持ちの切手を満足のいく価格で買取してもらいましょう。
外国切手を一番高く売るならバイセルがおすすめ!
外国切手を売るなら上場企業であり、買取専門店のバイセルがおすすめです。
バイセルでは月間で2万件以上の申し込みがあり、外国切手の買取実績も豊富にあります。
- 出張買取、宅配買取に対応しているので自宅で査定可能
- 販路が多く、高価買取が期待できる
- 出張料、査定料、キャンセル料が無料
まとめ
海外の切手の買取相場についてでした。外国の切手の中で特に価値の高いものは中国切手です。中国切手は祖父が持っていることも多く、入手時よりも価値が上がっているものが殆どです。
今後も価値があがると見込んで保管しておくものアリですが、個人的には価値が高い今のうちに買取店やオークションに出品したほうがよいと感じます。
日本も1960年代は切手収集がブームとなり切手の価値は高騰しましたが、次第に下火になり今では切手の価値は当時の半分以下まで落ち込んでいますし、切手の場合価格の高騰は数十年で200%程度です。それなら株や仮想通貨やらに投資したほうがまだ良いような気がしますね。
外国切手のネット買取なら、相場より高い査定額が出ることも珍しくありません。
まずは一度無料で切手の見積もり査定をしてみてはいかがでしょうか。