オリンピック切手_サムネ

オリンピックの開催に合わせて発行されるオリンピック切手。

1964年に開催された東京オリンピックをはじめとして、これまで数々のオリンピック切手が発売されてきました。

そこで気になるのがオリンピック切手の買取価値。記念として発行されることもあり、希少性も高く買取額も高いのではと思いますよね。今回は、オリンピック切手に焦点を当てて、その種類や切手買取における買取価格までご紹介します。

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オリンピック切手とは?

オリンピック切手
オリンピックが開催される際に、開催を記念して切手の発行されるのがオリンピック記念切手です。単に記念して発行されるだけでなく、寄付金を募る目的もあります。2020年の東京オリンピックが開催間近になり、以前のオリンピックの記念切手の存在を思い出すこともあるのではないでしょうか。

これまでのオリンピックですと、1964年の東京オリンピック、1972年の札幌オリンピック、1998年の長野オリンピック、そして幻になりかけた2020年の東京オリンピックがあります。

1964年開催 東京オリンピック

1964_五輪切手
アジアで初めて開催されたオリンピックです。東京オリンピックの熱気を忘れられない方も多いのではないでしょうか。64年のオリンピック開催を記念して、5種類の記念切手が発行されています。
「駒沢体育館切手」「国立競技場」「聖火台と競技人物」「日本武道館」「国立代々木競技場」の5種類です。発売日には、この切手を求める人で郵便局に行列ができました。この他に、寄付金付きの切手も発売されています。

1972年開催 札幌オリンピック

札幌オリンピック_切手
日本においてだけでなく、アジアにおいて初めて開催された冬季オリンピックです。1940年に一度札幌でのオリンピック開催が決定していましたが、日中戦争の影響を受け開催権を返上した過去がありました。
記念切手は、20円切手が2種類と50円切手が1種類発行されました。また、札幌オリンピック冬季募金切手も15+5円切手として発行され、15円分は郵便料金として、5円は寄付金として扱われました。

1998年開催 長野オリンピック

長野オリンピック_切手
長野オリンピックは、20世紀最後の冬季オリンピックでした。大会スローガンは「美しく豊かな自然との共存」でした。そのスローガンに沿って、五輪の色(赤・黄・黒・緑・青)の花が選定されました。

50円切手には、「ヤマリンドウ」「キュウキンカ」「クロユリ」「ヤマシャクヤク」「カタクリ」の5種類の花が用いられました。

80円切手には、「スノーボード」「カーリング」「スピードスケート」「クロスカントリー」「アルペンスキー」の競技が図案として用いられました。この中でスノーボードとカーリングは長野オリンピックで、初めて競技として採用されたものです。

オリンピック切手の買取価格は?

女性_疑問
オリンピック切手の気になる買取価格に関してですが、結論から言うとオリンピック切手の買取価格は高くありません。その理由は、オリンピック切手は発行枚数が多く、流通量も多いため市場価値がそれほど高くないからです。しかし、全く買取価格がつかないわけではありません。

基本的に、オリンピック切手の買取価格は切手の額面の70~80%程度と考えていただいて結構です。エラー切手の場合は額面以上での買取が期待できます。

切手の価値は時の流れと共に変動しますので、今後価格が下がる可能性もあります。お手持ちの切手にどのような価値が付くのか、一度査定に出してみてはいかがでしょうか。

買取の際の注意点

オリンピック切手の売却の際に気をつけたいことがあります。それは、どこで買取を行ってもらうかです。

切手買取は、リサイクルショップや金券ショップでも行なわれています。しかし、オリンピック切手の場合は、ほとんど値が付かないか買取を断られてしまう場合があります。金券ショップなどでは、現在使用されている普通切手を「額面の何%」という形で買取を行います。価値がある切手の場合、損をしてしまうことになります。

オススメなのは、切手買取専門店です。査定員が一枚一枚査定してくれますので、適正な価格で買い取ってもらえます。

オリンピック切手を一番高く売るならバイセルがおすすめ!

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オリンピック切手を売るなら上場企業であり、買取専門店のバイセルがおすすめです。

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使用済み切手のほうが高値が付く?!

切手買取において基本的には新品未使用で保存状態の良いものに高値が付くとされています。しかし、64年の東京オリンピックの記念切手は使用済み切手の方が高値が付くとされています。オリンピック切手は多くの切手コレクターがコレクション目的で買い求め、そのまま美品として保存されているものが多く、未使用のオリンピック切手は数多く存在します。

反対に、当時実際に使用され消印が押されている切手の方が少なかったので、使用済み切手のほうがレアものとして扱われることが多いのです。使用済み切手の価値は他の記事でも紹介しましたが、切手コレクターの中には消印の種類や押され方にもこだわる人もいるため、実は価値がつくことも多いのです。

まとめ

オリンピックの切手買取に関して、お伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか。オリンピック切手は記念として発行される限定の切手ですが、市場に多く出回っていることから市場における価値は高くありません。
多くの人が売却を考え、今後切手買取における価値がさらに下がる可能性があります。オリンピック切手を売りたいとお考えの方は、早めに査定に出してみるのが良いかもしれません。